3000年01月01日

熱田人モードへようこそ

2019年12月29日(日)
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2018年05月17日

日大アメフト部内田監督の雲隠れ事件について

去る5月6日に行われたアメリカンフットボール関西学院vs日本大で発生した悪質ファウル事件が、連日、メディアを賑わせていますが・・

私の中での、赤vs青
私がアメフトに触れた1980年、日本大は篠竹監督の下、憎らしいほどの強さを誇っていました。私は、大学を卒業し、神奈川に住んでいた3年間、ほとんどの週末、駒澤まで足を運び、あこがれの日大の試合を生で観戦し、幸せな日々を送りました。片や、関西学院は、関西学生リーグで33連覇という、とてつもない強さ。

過去72回の甲子園ボウルのうち、なんと29回が、赤(日大)vs青(関西学院)なのです。

関東では、法政大や早稲田大の台頭により、日大は、なかなか甲子園まで届かない時代が続きましたが、昨年末の甲子園ボウルで関西学院を倒し、なんと27年ぶりに日本一に返り咲いたのです。私の人生の大半、楽しみを与え続けてくれた学生アメフトですが・・

メディアに「連日」取り上げられること・・
報道番組、情報番組の構成を考える人たちにとって、「連日」取り上げることができるネタは、これほどありがたいものはありません。それを提供しているのが、内田監督であり、学校法人日本大学です。

今回の件で、監督の指示があったにせよ、なかったにせよ、内田監督が出てきて「真実」を語り、謝罪すれば、その時点で、テレビに取り上げられることは、絶対にありません。

悲しいかな、アメフトの世界から、悪質な反則は、なくなりません。問題は、その後の対応です。内田監督は、試合直後のインタビューを最後に、かれこれ10日以上、一切、表に出てきません。

試合後の内田監督のコメント
試合終了後のコメントの中で、内田監督が、あのプレーを容認するような発言がありましたが、推定無罪の原則から内田監督を擁護しますと・・あのコメントの時点では、内田監督は、問題のシーンを見ていなかった可能性もあります。プレーと関係ない箇所でしたから。実際に目撃していたら、どういうコメントを出されたか・・は、わかりません。

私たちも冷静に
私を含め、現地に居合わせた一部の人を除いて、問題のシーンは、事後に、しかも、「そういうことがあった」という擦り込みの上で見ています。ましてや、テレビでは、最初のプレーの数秒間のみ流し続けますから、事実以上に卑劣さを浮き上がらされているかと思います。ひょっとしたら、日ごろの彼を知っていたら、もう少し異なる感情で見るかもしれません。それは、わかりません。

当該選手本人の責任も問われますが・・
もちろん、やってしまった彼は批判されるべきです。しかし、10日以上経過し、もう充分に社会的制裁も受けていますし、不幸中の幸いで、被害者となった関西学院大の選手も最悪の診断結果ではなさそうですし、そろそろ未来に目を向けてもいいのではないかと思います。

なお、選手の個人情報を晒す行為は、今回一連の出来事の中で、もっとも愚かな行為であり、然るべき処分が下されるよう望みます。

監督の指示があったかなかったか?
それは、当事者にしかわかりません。
ここで、アメフトという競技の特性を考えてみましょう。

サッカー・ラグビーは、前後半40〜45分、基本的にプレーが流れ続けますが、アメフトは、1プレーごとに止まり、原則40秒以内に次のプレーを開始する・・というルールになっています。よって、試合展開や相手の状況を見ながら、次の手を考える時間が与えられており、アメフトは、準備と適応のスポーツ・・ということができます。しかし、かといって、選手同士で話し合うような時間は、あまりなく、監督・ヘッドコーチが瞬時に善後策を判断し、次の指示を出します。選手の裁量・瞬時の判断もなくはないですが、その裁量の幅は、極めて狭いものです。

つまり、指導者・管理者の資質が、もっとも試合の勝敗に影響を与えるスポーツであると思います。よって、監督・ヘッドコーチは、フィールドにおける当該チームのすべてに責任を負いますし、選手は、一糸乱れずその指示を遂行することが求められます。

だからこそ、監督・ヘッドコーチの指示は絶対的なもので、それに逆らうことは、その組織に適合しない存在です。だからこそ、監督・ヘッドコーチと選手の間には、絶対的な信頼関係が求められるわけです。

個人の判断で反則は繰り返されるか?
これも、わかりません。

しかし、重大な反則には、大きなペナルティが与えられます。パーソナルファウルは15ヤードの罰退。地方学生リーグだと、1試合の総獲得距離が200ヤードに届かないケースも多々ありますから、ひとりの反則で15ヤードの罰退、しかも、それが2回、3回、30ヤード、45ヤードの罰退となると、当然、勝利から遠ざかります。競り合った試合では、それが直接の原因になります。

よって、審判から退場を命じられるまでもなく、重大な反則を繰り返す選手がいたら、監督・コーチが当該選手をベンチに下げ、頭を冷やすよう措置を取るのが普通だと思います。

監督の「雲隠れ」は、日大の教育方針に合致しているのか?
誰でもミスはあります。人様を裁くような資格も権限もありません。しかし、ミスをした場合、どう向き合うか? が、肝要であることは、人生経験の長短はあっても、誰もがわかることだと思うのですが・・現状、日本最大の教育機関は、その教育方針に沿って運営されているのでしょうか。

2万人の日大OBの社長さんは?
日本大は日本最大のマンモス校ということもあり、日本国内の2万人もの社長が日大出身者であり、最大の属性を形成しているそうです。その社長さんたち、今回の、日大の「責任者の雲隠れ」について、どのような印象をお持ちなのでしょうか?

やはり、根が深い・・
内田監督は日本大学の常務理事であり、学校法人日本大学の実質NO2であるとのこと。また、ウィキペディアによると、理事長の田中英壽氏とは長年にわたり親交が深かったとのこと。となると、2017年度の学生日本一を手土産に、次期理事長か次期学長・・という話があっても、不思議ではありません。


さて、内田氏は、これまでの自身の功績を全否定なさるのか?

逃げられるとこまで逃げてみる? 脱走した受刑者の真似ですか?

日本大学だけでなく、日本の学生たち、子供たち、未来の学生たちに、どのような手本を見せてくれるのか? 注意深く見守っていきたいと思います。

赤と青の友情が、再び戻ることを、地方より、信じてやみません。













posted by 熱田人 at 16:23| Comment(0) | アメフト:全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

2017年限定!名古屋グランパスのダービーマッチを考えてみる

2017年、名古屋グランパスは、初めてJ2で過ごすのですが、江戸時代の初代藩主の7割が愛知県出身 であることから、J2各チームと愛知のご縁は非常に深いです。そこで、勝手にダービーマッチを考えてみました。真剣に応援している方々には大変失礼なのですが、1年限りですのでお許しを。地域間の相互交流、地域の活性化、Jリーグのメディア機能の普及につながれば幸いです。まずは、概略のみ。随時、個々に詳細記事を更新するかも知れません。

加藤清正ダービー(vs熊本)
名古屋城・熊本城を築城した初代熊本藩主:加藤清正は中村区出身。羽柴秀吉とは、母親同士が従姉妹の関係。また、生駒親正が讃岐に着任するまで、代理で讃岐を統治したという記録もあるようです。

織田信長ダービー(vs岐阜)
織田信長は尾張で生まれ、父:信秀が古渡城(現在の東別院)を築城すると、2歳の信長を那古野城主とします。信長は、古渡城(現在の東別院周辺)で元服し、22才で清須に移り、その後、小牧山を経て、33歳のとき、岐阜に移って天下布武を掲げました。信長49年の生涯のうち46年間を、愛知県、岐阜県で過ごしたことになります。

前田利家ダービー(vs金沢)
加賀百万石の礎を作った前田利家は、現在の名古屋市中川区荒子出身。

御三家ダービー(vs水戸)
徳川将軍家を支えた親藩御三家は、家康の九男:徳川義直(尾張藩)、十男:徳川頼宣(和歌山藩)、十一男:徳川頼房(水戸藩)。ちなみに、水戸黄門(徳川光圀)は、頼房の三男です。

義直ダービーorお亀ダービー(vs京都)
初代尾張藩主:徳川義直の生母は、京都:石清水八幡宮の宮司家の分家:志水宗清(正法寺)の娘:お亀の方。お亀は、最初、竹腰正時に嫁ぎ、長男:竹腰正信を産みますが、正時が逝去して未亡人となったところ、家康に見初められ、1601年、家康の九男:義直を生みます。その後、義直が初代尾張藩主となると、お亀の方は、名古屋城で余生を過ごし、義直の同母兄の竹腰正信の子孫は、代々、尾張徳川家の重臣となりました。

虎姫ダービー(vs大分)
戦国時代、現在の名古屋市昭和区の尾陽神社の場所に御器所西城があり、織田信長の家臣:佐久間氏が治めていました。本能寺の変で信長亡きあと、羽柴秀吉と柴田勝家による覇権争いでは、柴田勝家の姉が佐久間氏に嫁いでいたこともあり、御器所西城主:佐久間盛政は、柴田側につきました。賤ケ岳の戦いの序盤、佐久間盛政は、秀吉側の中川清秀を討ち取りましたが、その後、秀吉が挽回し勝利しました。羽柴秀吉は、敵ながら佐久間盛政の武勇を惜しみ、家臣にしようと打診するものの、盛政は、斬首を希望。その潔さを買って、秀吉は、御器所にいた盛政の娘:虎姫と中川清秀の嫡男:秀成との婚姻を促しました。後に、秀成は、豊後:岡城主となりますが、妻の虎姫が佐久間氏の再興を願っていることを知り、虎姫との間に生まれた子供のひとりに佐久間氏の再興を託しました。その縁で、佐久間氏の菩提寺は、大分県竹田市の英雄寺であり、その子孫は、今も竹田市で繁栄を続けているようです。

加藤嘉明ダービー(vs愛媛)
松山城を築城し「松山」という地名を名付けた加藤嘉明は、秀吉の賤ケ岳七本槍の一人。愛知県西尾市出身。

蜂須賀正勝(小六)ダービー(vs徳島)
昨今、名古屋の「どまつり」など、高知のよさこい祭りのテイストを取り入れた踊りが全国的に盛んになりましたが、「よさこい祭り」は、昭和に入ってから、高知の人々が徳島の阿波おどりに対抗して始められたとのこと。その阿波踊りの起源は不確実であるものの、初代徳島藩主:蜂須賀正勝(小六)が始めさせたとの説も。蜂須賀正勝は現在の愛知県あま市出身ですから、どまつりのルーツを辿ると、愛知県に戻ってくる?

生駒ダービー(vs讃岐)
初代讃岐藩主は生駒親正。生駒家は、織田信長の生母:土田御前の縁戚。また、織田信長の側室で、長男:信忠、次男:信雄の生母である生駒吉乃も親戚。しかし、生駒氏の活動エリアは、ほとんど尾張だったと思いますが、生駒氏の元は可児ですから、生駒ダービーは「岐阜vs讃岐」かも?
*上述したように、生駒親正が讃岐に着任するまで、加藤清正が代わりに統治したとの記録もあるようです。

吉良ダービー(vs山形)
3代目米沢藩主:上杉綱勝は後継者がいないまま死去し、上杉家断絶の危機が迫ったとき、「忠臣蔵」で有名な吉良義央の長男:綱憲が上杉家の養子に入り、上杉家を継ぐことになりました。これは、吉良義央の正室:上杉富子が米沢藩2代藩主:上杉定勝の子であり、上杉家の血を引き継いでいたから・・という背景がありました。これにより、吉良家は後継がなくなったのですが、今度は、綱憲の次男(吉良義央の孫)が吉良家の養子となり、吉良家も存続することになりました。

取り急ぎ、ここまでとします。


松本山雅vs名古屋 *2017年3月28日:加筆
松本城の国宝天守閣を築いたのは、石川数正・康長親子。石川数正といえば、家康の重臣で、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」で、菜々緒が自害に追い込まれる寸前、馬に乗って現れ救った人です。あの後、秀吉に寝返り、関東の家康を監視させる目的で、石川親子は、松本に送り込まれました。時代は流れ、家康の天下になると、今度は、家康によって、大坂の豊臣包囲網として名古屋城が築かれます。松本山雅vs名古屋グランパスは、秀吉vs家康の代理戦争と言えるわけです。



1万年前、名古屋の半分は海の中だった・・「名古屋の歴史」は地形から
http://atsutajin.seesaa.net/article/392938818.html
尾張の斯波氏が、すごい人だった件・・織田信長のルーツ
http://atsutajin.seesaa.net/article/398276964.html
清須越・名古屋城築城・尾張徳川家
http://atsutajin.seesaa.net/article/414772060.html
名古屋史的定点観測:広小路・栄界隈
http://atsutajin.seesaa.net/article/403995218.html
名古屋史的定点観測:金山界隈(1)・・総論
http://atsutajin.seesaa.net/article/405132992.html
名古屋史的定点観測:金山界隈(2)・・旧中央線沿線など
http://atsutajin.seesaa.net/article/419456684.html
名古屋史的定点観測:金山界隈(3)・・波寄界隈
http://atsutajin.seesaa.net/article/432336054.html
名古屋史的定点観測:金山界隈(4)・・東海道本線貨物支線
http://atsutajin.seesaa.net/article/432464514.html
名古屋史的定点観測:金山界隈(5)・・市電が急坂を登る!迂回線、天下茶屋など
http://atsutajin.seesaa.net/article/432470924.html
名古屋史的定点観測:大須2丁目界隈
http://atsutajin.seesaa.net/article/433526103.html
教育制度の変遷と名古屋市立平和小学校の成り立ち
http://atsutajin.seesaa.net/article/433112028.html
名古屋史的定点観測:御器所村界隈
http://atsutajin.seesaa.net/article/411951160.html
名古屋史的定点観測:千種村(今池)
http://atsutajin.seesaa.net/article/413340912.html
信長協奏曲レビュー(1)
http://atsutajin.seesaa.net/article/407120789.html
のぼうの城、成田長親、大光院(大須)、松平忠吉、明嶺理察
http://atsutajin.seesaa.net/article/422005303.html
清須越前の末広町周辺
http://atsutajin.seesaa.net/article/423566173.html
「九丁堀」の由来を検証してみる
http://atsutajin.seesaa.net/article/424668210.html
伏見通や桜通が、戦前まで狭かった件
http://atsutajin.seesaa.net/article/420623368.html
高座さん(たかくらさん)の縁日に行ってみよう!
http://atsutajin.seesaa.net/article/438189284.html
岡崎市と名古屋市のつながりは徳川家康だけではない!・・瀧山寺と熱田神宮
http://atsutajin.seesaa.net/article/446603689.html
2017年限定!名古屋グランパスのダービーマッチを考えてみる
http://atsutajin.seesaa.net/article/447027530.html

鈴鹿市誕生の背景
http://suzuka666.seesaa.net/article/394736858.html
古代から中世の三重県北中部
http://suzuka666.seesaa.net/article/312895302.html
三重県の人が映画「清須会議」を100倍楽しむ方法
http://suzuka666.seesaa.net/article/380648772.html
藤枝と鈴鹿、ふたつの白子町
http://suzuka666.seesaa.net/article/165690072.html
第一回「白子ダービー」は激闘ドロー
http://suzuka666.seesaa.net/article/166323254.html
四日市の今昔
http://suzuka666.seesaa.net/article/409328983.html
120年前(明治23年)の鈴鹿市立若松小学校周辺
http://suzuka666.seesaa.net/article/410815634.html
2015年9月10日、近鉄白子駅が100周年を迎える件
http://suzuka666.seesaa.net/article/415268773.html

宮崎市皇宮神社で「宮崎」を見た?
http://atsutajin.seesaa.net/article/438155898.html

posted by 熱田人 at 17:29| Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月02日

アメフトTV観戦のススメ

もちろん、アメフトは、生観戦が、一番のお勧めです。しかし、NHK-BSでも頻繁にNFL中継されていますので、まずは、テレビで、一度、アメフトに触れていただければと思います。

とはいっても、ルールがまったくわからない方が多いかと思いますので、取り急ぎ、基本的な部分だけ、お伝えしたいと思います。

試合は「キックオフ」で始まります。
ざっくり言いますと、キックする側はできる限り奥深くまで蹴りこみ、リターンする側は少しでも陣地を返そうとします。そして、リターンする選手がタックルされたところから、リターンした側の攻撃が始まります。あるいは、蹴られたボールが飛びすぎた場合などは、リターンせず、25ヤード地点から攻撃が始まる場合も多いです。

まず、これだけ覚えてください
(1)アメフトは、攻撃側(オフェンス)と守備側(ディフェンス)が、明確に分かれています。
(2)攻撃チームには、まず、「4回の攻撃権」が与えられます。
(3)その4回の攻撃で「10ヤード(約9メートル)」以上進むと、さらに4回の攻撃権が与えられます。
4回の攻撃で10ヤード以上進めないと、攻撃権が、相手チームに移ります。

4回のうち1回目の攻撃を「ファーストダウン」、2回目の攻撃を「セカンドダウン」等と呼びます。攻撃の起点になるのは、クォーターバック(QB)です。攻撃は、主に、QBからワイドレシーバーへの「パス」攻撃や、ランニングバックの「ラン」攻撃です。

ここで、NFL中継の画面を見てみましょう
アメフト中継を見ていると、「1st&10」という言葉が、頻繁に登場します。
20.JPG
この「1st」とは・・4回の攻撃のうち、1回目の攻撃であることを指しています。
「10」とは・・攻撃権を更新するため(=10ヤード以上進むため)に必要な、残りのヤード数です。

画面の右上(↑)に黄色い線が映っていますが、これは、攻撃権を更新するために越えなければならない目印です。実際には、試合会場では見えない線で、TV用にバーチャルで挿し込まれています。

左側の白いユニフォームのチームが右に向かって攻撃中ですが、この試合、最初のプレーでは、ラン攻撃で7ヤード近く進みました。
24.JPG
ですから、攻撃権を更新するためには、あと3ヤード進める必要があります。

そこで、2回目の攻撃の際には、以下のような画面になります。
27.JPG
画面左上の「2nd&3」とは・・「今から、2回目の攻撃で、攻撃権を更新するためには、残り3ヤード以上進めなければならない」という意味です。

そして、2回目の攻撃では、短いパスが成功し、黄色い線を越えたため、攻撃権が更新され、再び「1st&10」となります。
30.JPG 33.JPG

このように、攻撃権を維持しながら敵陣に侵攻し、エンドゾーンにボールを運び込むと、「タッチダウン」となり、6点が入ります。

*10ヤード以上進んで新たに4回の攻撃権を得ることを、「ファーストダウンを更新する」「ファーストダウンを取る」とか「フレッシュ」と呼びます。「ファーストダウン行ったかな?」などと言うこともあります。実況と解説者が「行きましたか?」「これ、行ってないんじゃないですか?」のようなやり取りもあります。

パント
アメフトでわかりづらいのが、「パント」だと思います。
4回の攻撃で10ヤード進めなかった場合、その場所から、相手の攻撃が始まってしまいます。ですから、4回目の攻撃の代わりに「パント」を蹴って攻撃権を放棄し、できる限り奥深くから相手の攻撃を始めさせよう・・ということです。

もちろん、「ギャンブル」して、4回目の攻撃を実施し、攻撃権の更新を試みることもあります。

フィールドゴール
あるいは、4回目の攻撃(4thダウン)を迎えた際、パントを蹴るには奥行きがないケースもあります。つまり、敵陣深く攻め込んだところで、4回目の攻撃を迎えた場合、もうひとつの選択肢が、フィールドゴールです。形としては、ラグビーのPG(ペナルティゴール)に似ていて、いったん地面に置かれたボールを蹴って、2本のポールの間を通せば、フィールドゴール成功となり、3点が入ります。

このように、攻める側も守る側も、いろいろな選択肢にぶつかりながら、残り時間や点差を睨みながら、相手の腹を探りながら、攻め方、守り方を変えて行きます。「考える時間」がたっぷりあるのがアメフトの特徴です。そして、残り時間がゼロになったとき、1点でも上回っているチームが勝利です。

中でも、NFLの場合、サラリーキャップ制(人件費の総量規制)のため、すべてのポジションにスター選手を確保することができません。各チームは、どこに重点をおくのか?「やりくり」の巧拙が問われます。

どんなスポーツでも、自分なりの楽しみ方でよろしいかと思います。「説明」と呼べるほどの代物ではありませんが、取り急ぎ、基本中の基本のみ、ご案内しました。また、機会があれば、補って行きたいと思います。

posted by 熱田人 at 18:15| Comment(0) | アメフト:ルール・戦術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月29日

2013年NHK紅白・・AKBは、労働基準法のため半数が出演できない?

今年のNHK紅白歌合戦において、AKB48の出番が41番目ということで、「18歳未満を22時以降働かせてはいけない」という労働基準法のため、メンバーの半数が出場できないのでは?という芸能ニュースがありましたが、これらの記者は勉強不足ではないかと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131226-00000058-dal-ent

あくまでも、私独自の楽しみ方ですが・・
たしかに、労働基準法第61条には「18歳未満は22時以降働かせてはいけない」旨、書かれています。でも、それを適用するのなら、「中学生以下のタレントを20時以降働かせてはいけない」も適用されることになります。そうなると、これまで、数多くの違反行為を、NHKや民放自ら実況中継してきたことになります。

その労働基準法第61条の第二項には、「厚生労働大臣が必要と認める場合は、18歳未満は23時まで、中学生以下は21時まで(←私の解釈です)」というのがあり、こちらを採用されてきたはずです。この特例だと、18歳未満は23時までに撤収させればOK、中学生以下は21時までに撤収させればOK・・ということになります。

今回、AKBの出番は、全体で41番目(後半18番目)ですから、どれだけ長引いても23時までには出番が終わっているでしょう。中学生以下のメンバーさえ除外すれば、それほど大騒ぎするような話ではないと思います。実際、今年のAKBは、どうなりますやら。

そう考えると、昔のNHKは、もっとチャレンジ精神にあふれていました。昔は、前後半のインターバルのニュースが21時25分〜21時30分でしたから「中学生以下の9時またぎへのチャレンジ」が、紅白の楽しみのひとつでした。

1999年の紅白では、ゴダイゴのバックコーラスに児童を起用し、だんだん21時が近づいて来て、私の実家では、ハラハラしながら時計と見比べていました。そして、21時の20秒ほど前に曲が終わり、21時ジャスト、バックコーラスの児童が画面から消えると、我が家は、大歓声に包まれ、ハイタッチが交わされました。

ところが・・NHKは、それで味をしめたのか(?)、翌年、辻希美や加護亜依(ともに13歳)が加入したモーニング娘。で「9時またぎ」にチャレンジしたものの、21時を何十秒もずれ込んでしまい、国営放送が自らの犯罪を実況中継してしまいました。

2009年以降は、ニュースの時間が20時55分〜21時に変更されていますので、「9時またぎへのチャレンジ」は、二度と見られないでしょう。今年は、NMB48が3番目、バックコーラスに児童の起用が予想されるE-GIRLSが8番目ですから、20時前に出番を終わらせようとしているようです。しかし、SKE48は20番目。20時は確実に過ぎます。ここに、中学生が入っていれば、特例が採用された・・ということになるのかな?

ただ、画面に映らなければそれでいいのか?という疑問もありますけど。
何はともあれ、楽しみです。

posted by 熱田人 at 18:32| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月27日

2013NFL最終節に見る、アメリカでのフットボール人気の秘訣

2013NFLも、今週末、レギュラーシーズン最終節を迎えます。正月休みはカレッジフットボールのボウルゲームに明け渡し、翌年1月第2週からスーパーボウルに向けて、プレーオフに突入します。

AFC、NFCそれぞれ16チーム、全部で32チームあり、最終節は16試合行われます。複雑なレギュレーションにより、最終戦を前にして、

全米NO1の可能性を残すチームが18チーム もあるのです。
2013最終戦目前順位(AFC).JPG 2013最終戦目前順位(NFC).JPG

その結果・・
消化試合は、16試合中、なんと3試合のみ。
それ以外の13試合は、プレーオフ進出をかけたり、シード順位をひとつでも上げようとするチームが絡む試合です。

2013NFL最終節の組み合わせ
2013最終節組み合わせ2.JPG
赤色は、プレーオフ進出は決定したものの、シード順位が決まらないチーム
オレンジ色は、プレーオフ進出の可能性を残したチーム
青色は、プレーオフのシード順位が確定したチーム
黒色は、プレーオフ進出の可能性がなくなったチーム
*印は、激アツの直接対決

プレーオフ進出の条件
NFLは、AFC、NFCそれぞれ、東西南北の4地区に4チームずつ分けられています。
プレーオフに進出できるのは、各地区の優勝チームと、それらを除く各カンファレンス上位2チームです。

「シード順位」が重要な理由
プレーオフに進出できればOK・・というわけではありません。
プレーオフは、シード順位が上位のチームのホームスタジアムで行われます。プレーオフは、毎週末連続して行われますから、移動距離も、かなりの負担です。また、フットボールは、観客のクラウドノイズが勝敗に大きく影響するため、ホームゲームとアウェイゲームの勝率の差が、もっとも広がるスポーツです。ですから、プレーオフ進出が決まったチームでも、シード順位をひとつでも上げ、1試合でも多くホームで戦うことが、スーパーボウルへの近道となります。

シード順位については、まず、各地区の優勝チームが第1シードから第4シードを埋めます。そして、ワイルドカードの2チームが第5、第6シードとなります。

戦力均衡策により大混戦に!
システム的には、どこにでもあるようなシステムですが、戦力均衡策(詳しくは別途)により混戦になる地区が出てきます。
2013年、AFCは、最終戦を待たず、すべての地区で優勝が決まっており、最終戦は、シード順位争いとワイルドカード争いに絞られます。それだけでも熱いのですが・・NFCに至っては、優勝が決まった地区はひとつもなく、すべての地区で、優勝の行方が、最終戦まで持ち込まれます。ワイルドカード争いも、すべての地区で優勝が決まらないと、対象チームが決まりませんから、プレーオフに進出するチームが確定するためのシナリオは、何十通りもあり、プレーオフ進出チームが確定するのは、すべての試合が終わった瞬間・・ということになります。

各チームのプレーオフ進出へのシナリオは、NFLジャパンの公式HPで整理されています。
AFC
http://www.nfljapan.com/headlines/52957.html
NFC
http://www.nfljapan.com/headlines/52958.html
*両カンファレンスの詳細は、下部でまとめています。

勝率が並んだ場合・・
まず、レギュラーシーズンにおける、当該チームの「直接対決の結果」が優先されます。レギュラーシーズンで、同地区の他の3チームとはホーム&アウェイで2試合行いますが、それ以外のチームとは1試合のみですので、その勝敗が採用されます。

同地区で勝率が並び、直接対決で1勝1敗だった場合・・同地区内の6試合の勝率が採用されます。これも並んだ場合、AFC、NFC内での対決の勝率が採用されます。その先も、延々とシード順位決定方法が決められていますが、だいたい、ここまでで決着することが多いようです。

最終節の試合開始時間
最終節16試合は、12月の最終日曜日の昼、夕方、夜に分けて行われます。日本時間では、30日(月)朝3時〜、6時25分〜、10時30分〜です。

プレーオフ進出チームが確定するには何十通りものシナリオがありますが、より楽しめるために、最終節の試合時間は、前節が終わってから決められます。

今回、上記の組み合わせ表で「*」を付した、NFC東地区のイーグルス(9勝6敗)vsカウボーイズ(8勝7敗)、北地区のパッカーズ(7勝7敗1分)vsベアーズ(8勝7敗)の直接対決の2試合は、「勝った方が地区優勝(=シード4位以内)、負けたらプレーオフも進出できず脱落」というものです。まさに、天国か?地獄か?という激アツの試合です。

「パッカーズvsベアーズ」は、日本時間30日(月)朝6時25分から。「イーグルスvsカウボーイズ」は、唯一のナイトゲームとなり、日本時間30日(月)朝10時半の開始です。この2試合は、日本でも生放送されます。

30日(月)午後2時ごろ、やっと、プレーオフに進出する12チームが確定します。そして、来年1月、第2週から3週間にわたって、トーナメントが行われ、決勝の舞台が、2月第1週のスーパーボウル・・ということです。

ただでさえ、「残り1分で再々逆転」とか、ホームチームがボロ負けで観客があきれて帰ってしまった後、「残り1秒から大逆転」など、「天国から地獄、地獄から天国」という展開が発生しやすいスポーツですが、それに加えて、このレギュレーション。そりゃあ、全米が狂うわけです。ひいきのチームが勝ち上がれば、当然、楽しめますが、そうでなくても楽しめるのがスーパーボウルです。

実は、昨年まで、プレーオフ以降、関心を持っていましたが、それまでの道のりが、こんなに面白いものだったとは。知れば知るほど、「ファイナルスポーツ」と呼ばれることに異論がなくなる今日この頃です。


最終節の個人的な楽しみ方
ややこしくなるので、「引き分け」は度外視しています。
NFC西地区
シーホークスが、つい先日まで11勝1敗と快進撃で、シード1位は決定的と思われましたが、ここ3試合で1勝2敗と、急ブレーキ。49erSに、残り30秒から逆転負けしたのが大きかったと思います。方や、49erSは、6勝4敗のあと5連勝中で、一気にシード1位の可能性が浮上。シーホークス、49erS共にプレーオフ進出は確定しましたが、直接対決は1勝1敗だったため、最終節、シーホークスが敗れ、49erSが勝って12勝4敗で並ぶと、地区優勝が入れ替わることになります。
この場合、南地区1位がセインツになると、西地区1位の49erSが勝率で上回ってNFCシード1位となります。南地区でパンサーズが勝って1位になると、パンサーズと49erSが勝率で並び、直接対決でパンサーズが勝っているため、パンサーズがシード1位になります。

NFC南地区
パンサーズがアウェイで勝つかセインツがホームで負ければ、パンサーズが地区優勝。お昼の試合でパンサーズが勝った場合、夕方、行われる西地区2試合の結果によって、パンサーズがシード1位に滑り込む可能性もあります。

パンサーズが負けて、セインツが勝つと、セインツとパンサーズは11勝5敗で並び、直接対決も1勝1敗。地区内勝率でセインツが上回るのでセインツが南地区優勝となり、パンサーズはワイルドカードに周ります。

*セインツファンですので、セインツを基準に考えますと・・
先週、フェイスブックで、「セインツは残り2試合に負けても、プレーオフに進出する可能性が高い」と述べました。それは、先週、ワイルドカード争いの対象であるカ−ジナルスが、ホーム無敗のシーホークスと戦うからであって、カージナルスが負ければ、その時点で、セインツのプレーオフ進出が確定していました。ところが、カージナルスがシーホークスに勝ってしまったため、さすがに残り試合を全敗すると、プレーオフ進出すら危ぶまれてしまう事態に陥ってしまいました。また、シーホークスが負けたとなると、セインツがパンサーズに勝っておけば、シード1位の可能性が浮上してきたはずだったのに・・最悪の前節でした。

さて、最終節、お昼の試合で、パンサーズが勝つと、その時点で、セインツの地区優勝は消滅します。その場合、セインツは、夕方のホームゲームでパッカニアーズに勝利すると、ワイルドカードでのプレーオフ進出が決まります。ところが、セインツが負けると、同時進行の49erS対カージナルスの結果次第となります。カージナルスが負けた場合は、セインツとカージナルスが勝率で並びますが、レギュラーシーズンの直接対決でセインツが勝っているため、セインツがプレーオフに進出します。しかし、カージナルスが49erSに勝つと、勝率で追いつかないため、カージナルスがプレーオフに進出します。

セインツは、ここまで、ホームでは7勝0敗。「ホームで負けることはない」と信じますが、万一負けたとしても、6敗もしたら悔いはありません。また、パンサーズも、アウェイでは4勝3敗という微妙な成績です。何が起こるかわかりません!

NFC東地区
最終節、イーグルスvsカウボーイズの直接対決があります。最終戦、ホームでカウボーイズが勝つと、両チームが9勝7敗で並ぶものの、レギュラーシーズンの直接対決で、カウボーイズがすでに1勝しているため、これで2勝となり、カウボーイズが東地区1位に。イーグルスはプレーオフに進出できず脱落します。つまり、勝った方が地区優勝(シード3位か4位)、負けた方が脱落するという、天国か?地獄か?という好カードとなります。

カウボーイズは、2012年も、「最終戦で勝てば地区優勝、負ければプレーオフ脱落」ということで、レギュラーシーズンのラストゲームに指定されました。去年は、アウェイゲームで敗れましたが、2年連続でファイナルを務めることになった今年はホームゲーム。エースQBトニー・ロモの出場は微妙ですが、どうなりますやら。

NFC北地区
現在、ベアーズ゙が地区1位ですが、ここまで8勝7敗。最終戦は、パッカーズ(7勝7敗1分)をホームに迎えます。パッカーズは、現在ランク9位でプレーオフ圏外ですが、ベアーズに勝てば、勝率で逆転し、パッカーズが地区優勝、シード4位でプレーオフに。ベアーズは脱落します。この試合も「勝った方が地区優勝、負けた方は脱落」という好カードです。ケガで離脱していたパッカーズのQBロジャースが、この試合で復帰するというニュースも流れ、ますます注目度が上がります。

かつて、セインツを全米NO1に導いたRBレジー・ブッシュ率いるライオンズは、前半は6勝3敗で好調でしたが、最近6試合は1勝5敗と失速。最終戦を前にプレーオフ進出が消滅しました。

AFC
各地区の1位(シード4位以内)は確定。チーフスの5位も確定。残るは、上位のシード順位争いとワイルドカード残り1枠。
シード1位争い
シード1位の可能性が残っているのは、西地区のブロンコスと東地区のペイトリオッツ。最終節、ブロンコスがアウェイでレイダーズに勝つか引き分ければ、ブロンコスがシード1位。しかし、ペイトリオッツがホームゲームで勝ち、ブロンコスが負けると、レギュレーシーズンの直接対決ではペイトリオッツが勝っているため、ペイトリオッツがシード1位!

ワイルドカード(残り1枠)争い
最終節を前に、ドルフィンズ、レイブンス、チャージャーズが8勝7敗。スティーラーズ、ジェッツが7勝8敗。最終戦の結果、この5チームが8勝8敗で並ぶ可能性がありますが、この中で、ジェッツは、すでに脱落が決定していますので、他の4チームの結果次第となります。まずは、最終節、お昼の試合で、ドルフィンズ(ホームでジェッツ戦)、レイブンス(アウェイでベンガルズ戦)の8勝7敗組の試合結果に注目です。この2試合は、ともに、日本でも生放送があります。さまざまなシナリオについては、上記の「プレーオフ進出条件」でご確認ください。

さて、大混戦のファイナルウィーク。
スーパーボウルへのスタートラインに立てる12チームの顔ぶれは、いかに?

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2013年11月13日

アメリカのカレッジフットボール事情を大雑把に・・

いつか行ってみたい町・・ミシガン州アナーバー。人口11万人のうち、ミシガン大学の学生が4万人。町の大部分を大学が占めている・・というより、「大学の誕生」=「町の誕生」であり、「大学の発展」=「町の発展」、そういう町なのでしょう。

その町に、なぜ、興味があるのか?
このミシガン大学のキャンパスには、11万人収容のフットボール場と15000人収容のバスケットボール会場があります。
人口11万人の町に、11万人収容のスタジアム が、あるわけです。
Michigan_Stadium_2011.jpg

そんな大きな器があっても・・と思うかも知れませんが、2006年には・・
200試合連続10万人以上の観客動員 を記録したそうです。

カレッジフットボールは1シーズン12試合ですから、ホームゲームは6試合? それを200試合連続? 観客席以外にも、試合当日は、マーチングバンドやチアがいますので、実際には11万人を越えているとのこと。余談ですが、広大な敷地で、すり鉢状に掘り下げられているので、倒壊の心配はゼロです。

BIG-TENカンファレンス
ミシガン大学は、「BIG-TEN」というカンファレンスに所属しています。アメリカは広大ですから、BIG-TEN以外にも、PAC-12、SEC、ACC、BIG-EASTなど、比較的近いエリアで「カンファレンス」を構成し、フットボールだけでなく、すべてのスポーツにおいて、カンファレンスで戦われます。イメージとしては、東京六大学のようなライバル関係なのかな?と想像しています。

ちなみに、フットボールの場合、70大学ものメジャーカレッジが、直接対決で全米NO1を決めるのは不可能ですから、スポーツ記者の評価によるランキングや、各メディアが独自の採点方法でランキングを発表しています。そして、レギュラーシーズンが終わると、1月1日、ランキング上位チーム同士の直接対決によるボウルゲームが行われ、さらに翌週、ランキング1位と2位による直接対決で年間チャンピオンを決します。そのファイナルゲームの視聴率は、野球のワールドシリーズの約2倍にもなるようです。


さて、ミシガン大学のスタジアムだけが飛びぬけているのか? というと、そうではありません。

BIG-TENの各大学のフットボールスタジアム  *( )内は収容人数
ミシガン大学ウルヴァリンズ・・ミシガン・スタジアム(109,901人)
ペンシルベニア州立大学ニタニーライオンズ・・ビーバー・スタジアム(107,282人)
オハイオ州立大学バックアイズ・・オハイオ・スタジアム(101,568人)
ウィスコンシン大学バジャーズ・・キャンプ・ランドール・スタジアム(80,321人)
ミシガン州立大学スパルタンズ・・スパルタン・スタジアム(75,025人)
イリノイ大学ファイティングイライナイ・・メモリアル・スタジアム(70,904人)
アイオワ大学ホークアイズ・・キニック・スタジアム(70,585人)
ミネソタ大学ゴールデンゴファーズ・・TCFバンク・スタジアム(63,000人)
パデュー大学ボイラーメーカーズ・・ロス・エイド・スタジアム(62,500人)
インディアナ大学フージャーズ・・メモリアル・スタジアム(52,180人)
ノースウェスタン大学ワイルドキャッツ・・ライアン・フィールド(49,256人)

BIG-TENカンファレンス11チームの平均収容人数は76000人!

メジャーカレッジの中で、40000人以上を収容できるスタジアムを持つ大学は62大学に上り、その内60000人以上の収容能力を持つ大学が39、さらに、その内12の大学が80000人以上の収容能力を持つスタジアムを保有しています。

巨大スタジアムは誰の所有物か?
BIG-TENのスタジアムは、すべて、大学の自前ですが、他のカンファレンスでは、例外もあります。UCLAブルーインズのホームスタジアムであるローズボウルスタジアム(92542人収容)はパサデナ市の所有です。テネシー大学ボランティアーズのニーランド・スタジアム(104,079人収容)は、テネシー州の所有で、大学が運営管理を行っているようです。また、マイアミ大学ハリケーンズのホームスタジアムであるドルフィン・スタジアム(75,540人収容)は、NFLマイアミ・ドルフィンズのホームスタジアムを共用しており、スタジアムの所有者は、ドルフィンズのオーナーであるステファン・ロスです。これらを除く95%以上が、大学の自前のスタジアムということです。

かつて、関西学生アメフトリーグの試合風景を見て、母校のアメフトの試合会場もこうなればいいなぁ・・と思ったものですが、その先には、もっと壮大な目標対象があったんですね。

取り急ぎ。

posted by 熱田人 at 15:12| Comment(0) | アメフト:NFL・海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月22日

2013春、アメフト立京戦に見るクロックマネジメント

ずいぶん、アメフトから離れていますが(ちょいちょい観戦するものの、書く時間がない)、5月25日(土)EXPOフラッシュフィールドにて、立命館vs京都大を観戦しました。

春とはいえ、両校とも、負けてもいいはずがなく、かなりの本気度を感じられました。
03.JPG

この試合、以下のような結果に終わったわけですが、この中で、前後半の終盤のクロックマネジメントについて、考えてみたいと思います。
01.JPG

まず、前半の終了間際。10-7で京都大リードながら、立命館が京都大陣深くまで侵攻しました。たしか、敵陣13yくらいから1stダウンを更新したと思います。3点差ですから、最低でもFG、あわよくばTDで前半を終えたい・・といったところでしょう。

そして、3rdダウンを迎えます。このとき、残り20秒強だったか?1stダウン更新まで5yくらいで、TDまで8yくらい。

ここは、まず、TD狙いでしょう。残り時間は度外視すべき。しかし、TDが取れなかった場合など、いろいろなシナリオに備えて、対応を準備しておかなければなりません。「そうなってから考える」のでは間に合いません。

シナリオとしては・・

(1)TDを取れず、1stダウンも更新できなかった場合
立命館大は「FGで同点」を選択するでしょうから、もし3rdダウンの攻撃がランだった場合、ゲームクロックは進みますので、前半終了まで1〜2秒残したところでタイムアウト。スナップと同時にゲームクロックはゼロになり、FGを蹴りこんで、前半を終える。
*FGを蹴った後、1秒でも残ってしまうと、再びキックオフをしなければなりませんから、相手に攻撃権を残してしまいます。

結局、この試合では、立命館はTDを取ることも1stダウンを更新することもできず、3秒残してタイムアウトを取りました。そして、4thダウンでFGを蹴りこんで10-10で前半を終了しました。

ここで、疑問が。京都大ベンチは、なぜ、立命館の思惑通り、ゲームクロックを流すことに協力したのか? 立命館はFGを蹴る時間だけ残そうとしたわけですが、京都大がタイムを取って、時間を残せば、立命館はFGの後、キックオフを強いられます。リターンTDの可能性もあるし、1〜2プレーできる時間は残ったはずですから、好リターンできれば、TDやFGで、再度突き放して前半を終える可能性もあったはず。立命館のキックカバーと京都大のリターンの力関係を考慮して、「キッキング対決は不利であり、そのまま前半を終える方が得策」と判断したのでしょうか? まだまだ、わからないことがたくさんありそうです。

さて、ここまでだったら、わざわざブログにUPすることもないのですが、今回の場合、他のシナリオについても、あらかじめ準備しておかなければなりません。

(2)立命館が3rdダウンでTDは取れなかったけど、1stダウンを更新できた場合
この場合は、ボールデッドと同時に、立命館大がタイムアウトを取ります。厳密には、レフェリーがレディフォアプレーを宣言するまではゲームクロックは止まっていますから、再び時計が動き始めるレディフォアプレーまでにタイムアウトを取ります。なぜなら、さらに4回攻撃ができるから。あるいは、チーム内で、このような状況への対応が意思統一されていれば、ノーハドルで、プレーを開始することもできるでしょう。

タイムを取ろうが、ノーハドルであろうが、この状況では、立命館大は、ひたすら、エンドゾーンにパスを投げ込みます。エンドゾーンにパスを投げ込んで、成功すればTDだし、失敗してもゲームクロックは止まります。この距離のパスなら、1プレーでせいぜい5秒程度しか消化しませんから、15秒あれば3回はチャレンジできるはずです。ただし、この試合では、立命館にチームタイムアウトが残っていたので、ランという選択肢もありました。守る方は的を絞りにくい状況でした。

それでも、TDが取れなかった場合、残り時間が5秒を切ったあたりでFGを選択するか、とことんTDを狙うか・・そこは、ベンチの判断でしょう。

残りわずか15秒や20秒で、さまざまなどんでん返しが起こりうるところに、アメフトの面白さがあるわけです。

●試合終了間際
京都大の大健闘の結果、立命館大は、最後までQB#9、RB#21がフル出場。立命館24-16京都大・・8点差で立命館がリードして終盤を迎えました。

残り2分を切ったところで、立命館大の最後の攻撃シリーズ。
2分といえば120秒。40秒以内に次のプレーを開始すればいいので、ゲームクロックが止まらなければ、3プレーで試合終了です。しかし、京都大がタイムアウトを3つ残しているので、立命館は、このシリーズでは40秒程度しか消化できず、勝利を100%にするには、最低1回は1stダウンを更新しなければなりません。

京都大としては、このシリーズを何とかパントに追い込めば、陣地は深くても、再び攻撃権を奪い返すことができます。ただし、タイムアウトを使い切っているので、厳しいには厳しいが・・

立命館大がラン攻撃に徹することが確定しているため、京都大は、それまでの4-3-4から、フロントに6人ものラインを置き、何がなんでもパントに追い込もうとします。立命館がパスでも投げようものなら、インターセプトの可能性もあるし、パス失敗するとゲームクロックが止まってしまいますので、何もいいことはありません。立命館大としては、仮に1stダウンを更新できなくても、京都大のタイムアウトを使い果たさせることによって、勝利の確率が上昇します。よって、パスを投げる意味はまったくありません。100%ランです。

そして、1stダウン。立命館RB#21が意地を見せ、京都大の6フロントを押し返し、6〜7yのゲイン。これによって、立命館勝利の確率が一気に跳ね上がります。当然、京都大がタイムアウト。立命館は6〜7秒しか消化できず。

そして、2ndダウン。当然、ラン。京都大が後半2回目のタイムアウト。

そして、大注目の3rdダウン。京都大がこれを止めれば、わずかながら勝利の可能性が見えてくる。しかし・・京都大スタンドの祈りもむなしく、立命館大が1stダウンを更新。ダウン更新のため、5〜6秒ゲームクロックは止まりますが、たしか、この時点で残り時間が70秒くらいだったか? 京都大のタイムアウトは1つしか残っていないので、立命館大がファンブルしてくれる以外、勝利の可能性は消滅しました。
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1stダウンのレディフォアプレーと同時にゲームクロックのカウントダウンが再開。立命館大は、さきほどのボールデッドから40秒以内にスナップすればいいので、レディフォアプレーから30秒程度消化できたはず。そして、1stダウンはランプレーだったか?で、約5秒消化。そこから40秒以内に2ndダウンの攻撃を始めればいい・・

ここで、京都大はタイムアウトを取りませんでした。仮に、タイムを取ってゲームクロックを1回止めたところで、試合終了を遅らせるだけです。潔いというか・・社会人の試合などでは、こういうケースをよく見かけます。

*ただし、東海学生リーグでは、ニーダウンしようとしてファンブルし、相手に攻撃権が移ってしまう・・というのを、複数回目撃していますので、負けている側にタイムアウトが残っていたら、行使すべきだと思います。ましてや、この試合では8点差でしたから、何が起こるかわかりません。勝利の確率がゼロになるまで、最後の最後まで食らいつくべきだと思います。

さて、この試合に戻ると、立命館大の2ndダウン。ここで、ニーダウン・・ではなく、なんと、中央にダイブ?? 京都大ベンチの方針を察知したら、立命館大は、ニーダウンしてほしかった。私の記憶違いで、仮に、京都大にタイムアウトが残っていなかったとしても、ニーダウンで済むケースでは、確実にニーダウンしてほしいと思います。無駄なプレーは、無駄なケガを誘発します。あるいは、個人成績を意識したのか?

あれやこれやと、両チームの思惑を想像することこそ、私なりのアメフトの楽しみ方であります。本当に、楽しかったです。

posted by 熱田人 at 17:58| Comment(0) | アメフト:ルール・戦術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月11日

2012年大学アメフト選手権:金沢大vs名城大

今年は、鈴鹿サーキットのシーズンパスを購入したのですが、モータースポーツは、土日フルで行われるため「ハシゴ」ができず、アメフト観戦は、9月16日の名古屋大vs南山大(港サッカー場)→南山高校vs海陽学園(海陽学園)以来となってしまいました。それなりに、東海学生の総括はしたいと思っていますが、約2ヶ月ぶりのアメフト観戦は、楽しみでした。

北陸代表は、19連覇を達成した金沢大。この試合は、北陸リーグのホームゲーム扱いで、メインスタンドが金沢大。名城大は、バックスタンドでした。天気は、あいにくの雨。枯れた夏芝が、さらに劣化してしまいました。

名城大のキックオフ、金沢大のレシーブで試合開始。金沢大は、自陣30yから攻撃を始めますが、いきなりリバースからフリーフリッカー。これは失敗し、パント。
名城大は、自陣22yから攻撃開始。力強いランをつないで先制TDに結びつけたものの、先制まで7分35秒も要してしまい、予想外のロースコアを予感させました。
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金沢大守備は、両DEが1年生。DLの中の2人も、オフェンスではウィークサイドのGとTを兼任しており、名城大は、もっと破壊力を見せつけてもいい相手だったと思います。しかし、4-3-4ながら、SS#15がかなり上がり目で、一見4-4-3のようでした。これが、名城大のラン攻撃を、思いのほか苦しめたようです。

第2Qに入り、名城大に追加点を許して14-0となりますが、金沢大QB#6のオプションキープが効き始め、この時点では、まだ、勝敗の行方はわかりませんでした。しかし、オプションが出始めていた状況でスクリーンパスという選択もどうかと思いますが、それに失敗した直後のパントで、金沢大のガンナーが名城大陣15y地点で早々に止めてしまい、名城大を楽にしてしまいます。

自陣15yから攻撃を再開した名城大は、いきなりファンブルロスト。金沢大は、敵陣23yという絶好のポジションで攻撃権を得ます。しかし、金沢大は、この好機を活かすことができず、ギャンブルも失敗。名城大は、1stダウンを1回更新した後、#26が58yの独走TD、21-0。金沢大アップセットの確率が低くなっていきます。

さらに、前半残り2分で、金沢大のパスを、名城大DB#21がインターセプト。その後、金沢大のレイトヒットのパーソナルファウルにより金沢大陣14yまで侵攻を許すと、残り1分11秒、名城大のパスが成功し、28-0。金沢大アップセットの確率が・・

この直後のキックオフで金沢大#19が好リターンを見せ、名城大陣36yまで持ち込みます。しかし、前半残り1分を切っている中、金沢大は、ランプレーが終わっても、スパイクをするわけでもなく、普通にハドルを組み、セットも急ぐわけでもなく、残り時間がどんどん無くなります。昨今、高校の試合でも、この状況では、時計を止めようとするのですが、シチュエーションごとの対応が身についていないのか、金沢大は、いっぱいいっぱいのようでした。

この後、名城大の対応も疑問が残りました。
名城大陣25y地点、金沢大2ndダウンのプレーで、金沢大にホールディングの反則。前半終了まで残り9秒。ここで、なんと、名城大は、この反則をディクライン。ダウンを更新させ、金沢大は25y地点で3rdダウンの攻撃です。くどいようですが、残り9秒です。普通のプレーならラストプレー、MAXでも2プレーです。2ndダウンを3rdダウンに進めさせることに、どんな意味があるのでしょう。仮に、3rdダウンを4thダウンに進める状況だったとしても、ここは、ヘイルメリーを投じてくる状況。25y地点から投げさせるより、35y地点から投げさせる方が守りやすいのではないでしょうか?
事実、この後、金沢大のヘイルメリーは成功しました。TDか!と思いましたが、エンドゾーンまで、ほんのわずかに届かず、ここで、前半終了。名城大としては、大勝の影で、この件は、埋もれてしまう結果となりました。

後半も、名城大は得点を重ね、55-0で、金沢大を、まったく寄せ付けなかったのですが、正直なところ、今年の金沢大の陣容を考えると、もっと差が開くのではないか・・と予想していました。
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http://www.tkcafa.jp/game/2012/result/g2012111101.html

名城大の大勝の影に隠れてしまった懸念が、もうひとつ。
名城大RB陣は、FB#27(4年)とTB#26(2年)のふたりだけ? エースのTB#3(3年)は? FB#15(3年)は? 1年生の#39も見当たりませんでした。見落とした可能性も高いですが。

雨の影響もあったと思いますが、名城大は58プレー中50プレーがラン。そのほとんどを#26に任せられたようでした。形としては「#26が6TDで大活躍」になりましたが、それは、金沢大守備陣の消耗が激しかったことによる部分もあるでしょう。雨の中、あれだけのキャリーですから、#26自身の消耗もかなりのものに見えました。この後「中6日で熊本遠征」を考えると、他に選択肢はなかったのでしょうか。これが、台所事情によるものだとしたら、西南学院戦では、さらに苦しむことになるような。

来週18日の熊本での西南学院戦は、圧倒的に名城大が優勢だと思いますが、それでも、かつてのような確固としたものではないと思います。名城大が九州で試合するのは初めてでしょうか?九州のアメフト関係者に、名城大の圧倒的な強さを見せつけてほしいと願います。18日は、大分経由で熊本入りです。楽しみです。

posted by 熱田人 at 22:35| Comment(2) | アメフト:全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月19日

網走・オホーツクの観光を勝手に応援してみる

2011年2月、マイルを消化するための旅行にオホーツクを選び、そこで、すっかり魅了され、2012年2月も、再びオホーツクを訪れ、これで、2シーズン10日間、オホーツクに滞在したことになります。その結果、「また来たい!」という気持ちが、さらに強まってきています。

ただ、その反面、「現地に行って初めてわかったこと」もありましたが、さらに「帰ってきてから初めてわかったこと」の多さを考えると、「いまだに、気づいていないこと」も、まだまだ、たくさんありそうです。

現在、年間600万人強の観光客が、北海道外から北海道を訪れているらしいです。600万人というと、かなりの数字ですが、逆に考えれば、「北海道に行かない人が、毎年1億1000万人以上もいる」ということになります。「全員に来てもらおう」と思うと途方に暮れますが、この1%に相当する100万人くらいに新たに来てもらおう・・と考えれば、現実味を帯びてくるのではないでしょうか。

オホーツク・網走の魅力を全国に伝え切れてない・・となると、考えようによっては、オホーツク・網走の観光の伸び代は、非常に大きいということになると思います。

2012年3月27日、これまで50年にわたって、流氷砕氷船オーロラ号や網走バスを子会社として経営してきた名古屋鉄道が「今後の多額の設備投資などのリスクを鑑み」とのことで、オホーツクからの撤退を発表しました。

儲かることがわかっているものには、誰もが飛びつきます。しかし、誰も見向きもしないものを、知恵・工夫・努力によって儲かるようにできるか否か? それが、企業の競争力であると思います。そういう点において、これだけの伸び代を残したまま撤退・・というのは、謎が残ります。

折りしも、日本は、消費税増税が物議を醸していますが、仮に日本経済が成長すれば、その分だけ、消費税の増税幅は小さくなります。北海道の年間観光消費は、約1兆3000億円。GDPの約0.3%を占めています。この規模を考えると、北海道観光、オホーツク観光、網走観光が日本経済を救う・・と言っても過言ではないように思います。

昨年、以下の記事でも触れましたが、重複する部分がありましたら、ご了承願います。
2011年3月7日「今回のオホーツク旅行を難し〜く考えてみる
http://atsutajin.seesaa.net/article/189435218.html
2011年3月8日「名古屋からオホーツクに行ってみよう!
http://atsutajin.seesaa.net/article/189650593.html

以下は、あくまでも個人的な認識、旅行者としての要望であり、すべての人が、そう思うとは限りません。また、現地の事情をまったく知らない者の意見ですので、失礼がありましたら、あらかじめ、お詫びいたします。

ただ、それは、網走・オホーツクのためであると同時に、いまだ、その魅力を知らないことにより、足を運んでいない方々のためでもあります。なにとぞ、お許しいただければ幸いです。

(1)「冬のオホーツク」に対するマイナスイメージを払拭する
春、夏、秋にかけて、名古屋で「北海道に行く」というと、100%の人から羨ましがられます。その理由は、「雄大な自然」や「食べ物がおいしいから」というものだと思います。

しかし、それが、冬、ましてやオホーツクとなると、真逆の反応になります。「オホーツクに流氷を見に行く」というと、「何かあったのか?」と心配されます。多少大げさかも知れませんが、多くの都市生活者にとって「冬にオホーツク」というのは、よほどのきっかけがない限り、選択肢にも挙がってこないと思います。

それは、メディアなどを通して、「冬の北海道」というと、なぜか、猛吹雪の雪山の光景などが、頭に浮かんでしまったり、厳冬の北海道に対するマイナスの印象だけが植え付けられているからだと思うのです。オホーツクの快適な部分、よい部分、オホーツクの真の姿が、大都市に伝わっていないからだと思うのです。

ポジティブに考えれば、その誤った先入観を払拭することができれば、冬のオホーツク観光の伸び代は大きく、明るい未来を感じざるをえません。

確かに、マイナス20度とか想像できないし、実際、気温は低いです。でも、マイナス20度になることは稀だし、屋外でも、風さえなければ「苦痛」とはほど遠いし、長い時間、外に晒されることはありません。100%の建物に暖房が効いています。猛吹雪なんて、シーズンに数回あるかないか。風による寒さは、北海道でも都会でも同じです。

大都市の若者も、スキーやスノボに行けば、長時間、雪山に滞在するはず。初めて、スキーやスノボに行くとき、寒さに対して想像がつかなかったと思います。それで、実際、行ってみて、どうでしたか?ということです。「寒いから、もう行かない」という人が、どれだけいるか?ということです。

2年間にわたり、オホーツクで10日間を過ごした私の中では、おそらく、苦痛に感じたことがあったかも知れませんが、それ以上に、感動や楽しさに支配されて、今では、楽しい思い出に切り替わっています。危うく、現地の方と同様、その課題が、私の頭から消え去ってしまいそうなくらいです。それより、重装備しすぎると、建物の中が、逆に暑くなりますので、そちらの対応の方が重要です。

この課題をクリアした場合の伸び代は非常に大きいため、航空会社にCMを打ってほしいところですが、まず、できることから・・という点では、網走市が作成した「網走観光ガイド」の動画を、もっと広く伝えるべきであると思います。
x.html
この動画の中で、8分20秒すぎから、道の駅で、観光客がオーロラ号に向かって歩く、ほんの数秒間の風景は、「厳冬」とは程遠い印象を与える効果があると思います。あらゆる局面において「寒さは心配するに及ばない」旨、訴え続ける必要があると思いますが、このような動画で、無意識のうちに印象操作することも可能だと思います。ただ、あまり快適すぎるのも、オホーツクの醍醐味が消えてしまいますが。

ただ、私が、その動画の存在を知ったのは、今月(7月)です。今のところ、この動画が見られるのは、旅なび!網走(網走市観光課、以下「旅なび」)のHPのみですが、それも、トップページ左側に動画らしきものがあるだけで、どういう内容の動画なのか、明記されていません。
http://abashiri.jp/tabinavi/index.html
インフォあばしり(網走市観光協会、以下「インフォ」)のHPの場合、トップページ右側に「YouTube」と書かれたバナーがあるのですが、その中に、網走観光ガイドの動画は、ありません。ただ、網走の魅力を伝える動画がたくさん収納されていますので、それはそれで、もっとわかりやすく伝えていただきたいと思います。
http://www.abakanko.jp/
両サイトとも、クリックしないと中味がわからない・・というのは、残念です。また、網走市役所のHPでも、この観光ガイド動画は見られません。
http://www.city.abashiri.hokkaido.jp/
費用をかけなくても、既存のツールを、もっと多くの目に届けることによって、冬のオホーツクに対する先入観を、いくらか払拭することは可能だと思います。また、次回、作り直す際には、そういう部分を意識されると、よろしいかと思います。

(2)女満別空港から網走までのアクセスがいかに快適か?
持論ですが、行動心理学的には、「アクセスがいいか悪いか?」ではなく、「アクセスがわかりやすいか否か?」の方が重要であると思います。アクセスが悪くても、選択肢が、それしかなく、行き方が具体的に示されれば、イメージしやすくなりますから、行動意欲は喚起される。ましてや、特に網走については、オホーツク圏内で、アクセス的にもっとも恵まれた町なのに、それを伝えていなければ、「アクセスが悪い」のと同じになってしまいます。

昨年のブログ(名古屋からオホーツクに行ってみよう)でも取り上げましたが・・「女満別空港では、旅客機が到着するたびに、ターミナルビルの前にバスが横付けされ、30分で網走に行ける=東京、名古屋で飛行機に乗ってから2時間後には網走の地に立つことができる」「そのバスに乗るために、何歩要するか?」これらの事実を、ひとりでも多くの大都市の「個人」に伝えるべきであると思います。

上記の網走観光ガイド動画では、冒頭で、女満別空港からの便利さを「言葉」で表現されていますが、次回、動画を作り直す際には、ターミナルビルの目の前に待機しているバスに乗り込む様を、はっきりと映し、「女満別空港では、旅客機が到着するたびに、ターミナルビルの前にバスが横付けされ、30分で網走に到着する」旨、言葉で表現されるといいかと思います。

ちなみに、私は、昨年のオホーツク旅行を決意するまで、女満別空港の存在を、知りませんでした。セントレアから直行便があることも。女満別空港の存在どころか「めまんべつ」と読める人は、行ったことがある人だけではないかと思います。「女満別空港」を、もっとPRしてもいいかと思います。

(3)網走駅周辺には飲食店が少なく、飲食・ナイトライフの中心は、旧網走駅周辺・バスターミナル周辺であることを、周知させる
私が旅行計画を立てる場合、その町の繁華街がどこにあるか?ナイトライフの中心は?これは、宿泊施設を決める上で、非常に重要な項目です。私は、オホーツク1年目は、網走駅近くにホテルを確保しましたが、その周辺に飲食店が少ないこと、旧網走駅周辺に飲食店が集中していることを、現地に着いてから知りました。

今となっては、私も知ってしまったので問題ないのですが、知らないまま女満別空港に到着し、「ホテルのチェックインまで時間があるけど、どうしよう?」という場合、まさか、市の玄関口に何もないとは思わないでしょうから、とりあえず、網走駅前でバスを降りてしまいます。私自身、そのような観光客を何度も目撃しましたから、毎日のように、そのような方が発生してしまっているはずです。海外から来られた方は、すき家やビクトリアでもいいかも知れませんが、国内観光客としては、せっかく網走に来たんだから・・と考えるでしょう。「誠くん」なき今、浜長さんだけでは荷が重いと思います。

伝え方として「網走駅周辺には何もない」とは言いづらいでしょうから、観光関連のHPにおかれては、市街地・繁華街の地図をトップページからダウンロード、あるいは閲覧できるようにしていただくと、いいかと思います。わざわざ作らなくても、全国どこでも、観光地の案内所に置かれているパンフレットは、完璧なものが多いのですが、必ず、市街地の地図も取り揃えられています。網走にも、そういうものがあれば、現地に行かなくても計画段階で判断材料にできるよう、ダウンロード、あるいは閲覧できるようにしていただくと、旅行計画もスムーズに進行するし、自動的に、ナイトライフの中心が旧網走駅周辺であることが伝わると思います。

「旅行計画がスムーズに進行する」ということは、観光客を、他の観光地に奪われることなく、確実に、オホーツクに来ていただく

ということにつながります。

パンフレットのダウンロード以外にも、旧網走駅周辺、ターミナル周辺の歓楽街、商店街の賑わう様子の画像をさりげなく散りばめたり、上記の動画などで表現するのもいいかと思います。

●観光か?生活か?
また、「観光」で訪れても、連泊が長ければ長いほど、「生活」に近づきます。飲食の問題だけでなく、生活必需品を購入したいこともあります。洗濯は、ホテルでも可能ですが、長期滞在を促すのであれば、ますます「生活」の度合いが高まりますから、どこで何が買えるのか? 各宿泊施設におかれては、そのようなニーズに応えられるようにしていただければと思います。

網走市南部の住宅密集地には、全国どこでも見られるロードサイド型の大型商業施設が林立しているようですが、観光客としては、せっかく網走に来たのだから、やはり、その地域で頑張るお店で買い物をしたいと考えるのではないでしょうか。よって、apt4(網走中央商店街)におかれても、自ら発信すると同時に、各宿泊施設に働きかけられてもいいのではないでしょうか。
http://www9.plala.or.jp/apt4/
路線バスの多くが通るルート.JPG
仮に、apt4に頑張っていただいて、旅行計画の時点で、繁華街の賑わいを植えつけていただければ、上記の問題は、自動的にクリアすることになります。この部分につきましては、ブログと重複しますので、ご参照いただければと思います。
http://atsutajin.seesaa.net/article/256445161.html

●路線バスの使い勝手も
女満別空港に到着し、あまった時間を過ごすには、あるいは、飲食を考えるのであれば、女満別空港からのアクセスバスでは、網走駅で下車せず、そのままターミナルまで乗るのがベストかと思います。しかし、網走駅で降りてしまっても、路線バスの使い勝手がわかれば、容易にリカバーできますので、それはそれとして、網走駅からターミナルまでのアクセスも、わかりやすく紹介していただければと思います。(私は、網走駅前のホテルを常宿にしていますが、1年目の網走では、バスの使い勝手がわからず、ホテルと繁華街の間は、徒歩やタクシーで行き来しました。)

網走・オホーツクに限らず、その町までのアクセスだけでなく、その町の中の交通事情も、旅行を計画する上で、非常に重要です。

余談ですが、私は、「ターミナル周辺」「旧網走駅周辺」と呼んでいますが、あの周辺の呼び方は、何かあるのでしょうか。

(4)網走駅前に、レンタサイクルを
網走駅と繁華街間のアクセス対策のひとつになるかと思いますが・・私は、訪れた町では、レンタサイクルを必ず利用します。ビジネスでも、観光施設を周るにも、繁華街で飲食店を探すにも、自転車は最高です。レンタサイクルが設置されていない町、設置されていても時間制限が厳しい町では、自転車を貸してくれるホテルを探して予約します。

もちろん、その町の状況にもよりますが、特に、網走市(中心部)は、自転車に適している・・というか、網走駅と繁華街が離れているという点で、「日本で、もっとも自転車が役に立つ町」と言ってもいいくらいだと思います。

現在、道の駅に設置されているようですが、それはそれとして、厳冬期を除いて、網走駅前にレンタサイクルを置けば、繁華街まで容易に移動できますし、モヨロ貝塚なども行動範囲内でしょう。網走駅とターミナル、どちらでも返却できるようにすると、なお利用価値が上がるでしょう。

ましてや、上でも触れましたが、長期滞在を促すのであれば、「生活」の度合いが高まります。生活の度合いが高まれば、ますます、自転車の価値は高まるのではないかと思います。

ただ、実現まで時間を要するでしょうから、網走駅周辺のホテルも、独自に、宿泊客を対象に、自転車サービスをやられてもいいかと思います。私の故郷の鈴鹿市のホテルでは、レンタサイクルを増強し、成果を上げている所もあります。

また、呼人駅周辺は、まだ、一度も行ったことがないので、高低差や道路事情が不明ですが、スポーツ合宿が集中するトレーニングフィールドやシマリス公園など、夏季の「観光資源」が多く集まっているようで、呼人駅にもレンタサイクルが有効なのか? 雪がない季節に、一度、行ってみたいと思います。

なお、現状のレンタサイクルについて、インフォ(観光協会)HPには、トップページにバナーがありますが、旅なび(観光課)のHPでは、4月に「ニュース」として取り上げられただけで、現在は、トップページから消えています。インフラに関する情報は、常設するのが適切ではないかと思います。

(5)サケの遡上
名古屋に住む者と、現地の方々の「日常」に、ここまでギャップがあるか? と、思えるのが、サケの遡上です。2年連続のオホーツク観光から帰ってきてから知ったのですが、市内を流れる網走川で、10月頃、サケの遡上を見ることができるとのこと。

現地では「日常」かと思いますが、名古屋で、この話をすると、やはり驚かれます。というのは、山奥まで行かないと見られないもののように思い込んでいるからです。

今のところ、サケの遡上を観光資源として捉えているのは、千歳のようです。
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/tourist/salmon/index.html
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/85/each.htm

網走川のサケの遡上は、時間的にも場所的にもピンポイントではなく、数週間にわたって、市内の広範囲で観察できる・・という点においては、来るか来ないかわからない流氷より、確実な観光資源と呼べるのではないでしょうか。

北海道観光局が発行している「観光の現況」によりますと、オホーツクの観光客は、8月を100とすると、10月は、その6割程度とのこと。サケの遡上は、その残りの4割を、いくらか埋めることができる、かなり強烈な観光資源になりうると思います。

ただ、サケの遡上だけだと、1日1時間も見れば、満足感を得てしまいますので、それだけで観光客を呼び込むには、まだ力不足かも知れません。そこで、「サケの生態などを紹介する場所」も、必要だと思います。新規に建設すると費用がかかりますから、網走川のほとりのエコーセンターに、サケの生態の紹介ブースを設けてもいいのではないでしょうか。

児童虐待など、暗いニュースが連日報道され、日本社会もおかしくなってきていますが、子孫を残すために、命を削って川を上るサケから、私たちが学ぶものは多いような気がします。また、少子化対策の会議(小規模なものでも)などのイベントを、この時期にエコーセンターに誘致するのもいいかと思います。

旅なび(観光課)のHPには、「学びにおいでよ」とのコピーで、教育旅行を誘致するためのコンテンツが紹介されていますが、「新巻鮭」の紹介はあっても、「遡上」については、どこにも触れられていません。大都市からの修学旅行にも最適ではないかと思うのですが・・

サケの遡上も、航空会社が宣伝してくれるとありがたいですが、当面、特設ページを作成し、各観光関連のHPからリンクされるといいかと思います。シマリス、サンゴ草、感動朝市など、10月の観光資源を、まとめてPRすれば、「10月の網走」は、日本有数の観光地になるように思います。

(6)ラグビーなどスポーツ合宿のメッカ
今年3月、オホーツクの最終日、近藤市議から「網走は、ラグビー合宿が盛んなのですよ」と教えられ、それが、初耳でした。

名古屋に帰ってから調べたら、なんと、トップリーグ14チーム中9チームが同時期に合宿を行い、連日、交流試合が予定されていて、8月4日のフェスティバルでは、なんと、サントリーvsNECという、昨年度1位vs4位の対戦が組まれているではないですか!(画像:右)
20120719-1ラグビー合宿予定チーム.JPG 20120804-2ラグビーフェスティバル組み合わせ2.JPG
これは、2012年度シーズンのオープニングゲームと同じ組み合わせですから、スポーツニュース的には、全国ネタです。名古屋で、ラグビーファンの友人に聞くと、網走にラグビー合宿が集中していることは知っていて、「よだれが出る」と言っています。
*上記カレンダーは、網走市のサイトの情報を加工したものですので、正しい情報は、網走市のサイトでご確認願います。
合宿予定
http://www.city.abashiri.hokkaido.jp/275sports/010gassyuku/gassyukuyotei.html
対戦カードについて
http://www.city.abashiri.hokkaido.jp/275sports/rugby_festival2012.html

さて、網走に合宿が集中したことには、いろいろな方々の努力や事情があってのことでしょう。ただ、今後、何か事情が変われば、次の移転先に移ってしまうことになります。そのためにも、網走がラグビー合宿のメッカとして磐石の地位を築くために、できる限りの対応を実施されるといいかと思います。

●子供たちとの交流・タグラグビー
簡易ラグビーともいえるタグラグビーは、数年前から、教育指導要領に入ったこともあり、ラグビー界としても、ラグビー普及のため、各地で、子供たちに、タグラグビーを教えています。

8月4日のイベントには、すでに、タグラグビー教室が予定されているようですが、参加は、希望者のみとのこと。来年以降の課題として、チーム側・市側の事情・ご意向次第ですが、タグラグビー教室の規模が大きくなることに問題がなければ、あとは、キャパの範囲で、このイベントを最大規模まで引き上げられるといいのではないでしょうか。上記のトップリーグのトレーニングマッチと合わせて、人が多く集まれば、メディアも取り上げやすくなります。夏休み中ですから、参加する子供たちは、この日を出校日にして出席扱いにするとか。何より、参加した子供たちから「楽しかった」「また教えてほしい」という声が出れば、理屈抜きに、そういう方向に向かうべきであると思います。

●情報発信・・8月4日のラグビーフェスティバルについては、インフォ網走(観光協会)のイベントカレンダーに、2011年度の情報が掲載されていて(2011年度のままになっていて)、その中に、「ラグビーフェスティバル」という文言があったため、連絡先である教育委員会に電話し、今年も、同様のイベントが行われる旨、知ることができました。

おそらく、地元住民の方々には、各種広報ツールで告知されているかと思うのですが、7月17日現在、網走市HPでも、インフォ網走(観光協会)でも、旅なび(観光課)でも、8月4日のイベントには触れられていません。(7月18日、網走市のHPでUPされました)

8月はオホーツク観光のピークで、しかも、500人以上のラグビー関係者が宿泊しているとはいえ、それでも、7月18日現在、網走市内の宿泊施設において、8月4日前後は予約可能です。つまり、空きがあるということ、オホーツク観光には伸び代があるということです。

このイベントはさておき、スポーツ合宿に関する情報は、網走市のHPでは、「北のスポーツ基地」のバナーに加えて、スポーツに関する情報やブログが更新されるたびに、トップページにタイトルが表示されますが、インフォ(観光協会)のトップページでは触れられていないし、旅なび(観光課)には、「北のスポーツ基地」のバナーのみ。網走市役所も観光協会も、かなり、フェイスブック経由の情報発信に偏っている(集中している)印象があります。フェイスブックの利点、HP・ブログ、それぞれの利点を生かしつつ、全国のラグビーファンにとって「よだれが出る」コンテンツを、最大限、観光につなげられるよう願ってやみません。

なお、8月4日(土)は、エコーセンター周辺で、夏祭りも開催されるようです。しかし、こちらも、旅なび、インフォ共、トップページで知ることはできません。網走ファンの私にとっては、飛んで行きたくなるコンテンツなのですが・・
20120804-1夏祭りポスター.jpg

(7)常呂町のカーリングに関して
昨年、オホーツク行きのきっかけとなった、常呂のカーリングも、オホーツク圏にとって、重要な観光資源であると思います。カーリングの普及発展そのものは、北見市の専権事項かと思いますが、常呂には、宿泊施設が少なく、ナイトライフも充実しているとは言いがたいため、常呂のカーリングが活性化すると、当面、その恩恵を受けるのは、網走市だと思います。

現在、網走⇔常呂には、網走バスが1日7往復しています。しかし、そのうち4本は、常呂バスターミナルを発着点としています。カーリングホールがある「町民センター」は、バスターミナルから、さらに西1200mにあり、バスの発着は、網走バスが1日3往復(その3本は、栄浦で折り返し)と、北見市営バスのみです。北見市営バスは、生活路線のようで、常呂町内を1日6回巡回しますが、ターミナルの網走バスと連携していないようです。
スポーツセンター⇔ターミナル上空写真2.JPG
そこで、現在、常呂バスターミナルで折り返している4本を「町民センター」まで延伸し、町民センターで折り返すことはできないか?と考える次第です。ターミナルから町民センターまでは、時刻表では1分程度ですからダイヤに影響はなさそうだし、カーリングホール周辺には、敷地的にゆとりがあるように見えるのですが。
スポーツセンター上空写真2.JPG 2012030213020000.jpg
バス路線の変更には認可が必要で、簡単なことではありませんし、事情を知らない者の無責任な発言ではありますが、せっかく町の中心地にありながら、レンタカーかタクシーでないと行けない・・というのは、2シーズン続けて訪問している者としては、非常に残念に思う次第です。今回の件はともかく、今後、カーリングを観光資源として活性化し、常呂町内に雇用を増やすためにも、観光客に向けた対策が必要であると思います。

(8)各観光施設は冬季も営業しているのか?
現地の方々にとっては、課題として認識しづらいかと思いますが、まったく現地を知らない者にとっては、HPにいろいろ書かれている内容が、冬季にも適用されるのか?という不安があります。これまでのオホーツク旅行の中で、「現地に行ってみたら、冬季はクローズされていた」という経験があります。また、現に、除雪・圧雪するかしないか?の境界線が存在します。

メジャーな観光施設ですと、冬季も営業しているか否かの情報は入手しやすいかと思いますが、マイナーな観光施設とか、地図を見て、絶景が臨めそうなポイントに行ってみようかと思ったとき、そこが、除雪・圧雪されて自動車が進入できるのか?そうでないのか?知る術はありません。

そこで、需要があるかどうかわかりませんが、自治体の方で、除雪・圧雪区域の道路地図があるかと思いますが、それを観光関連サイトでリンクしておいていただければ、私個人としては、ありがたいです。地元住民に対する行政サービスの色合いが濃い情報ではありますが、観光客に長期滞在を促すのであれば、ある意味「生活」と捉えていただいてもいいのではないでしょうか。冬季、網走市役所HPのトップページに、すでにUPされているようでしたら、失礼をお許しいただければ幸いです。

私としては、冬の網走周辺では、天都山周辺、濤沸湖周辺、能取岬などが、未知の世界でした。おそらく、どこかには書かれているかと思うのですが、何しろ、観光資源が多い町ですから、いくらかは現地勝負になってしまうのも致し方ないと思っています。観光施設におかれては、冬季でも観光客で賑わう風景の画像をUPしておくなど、できる限り、スムーズに導いていただけるとありがたいと思います。

(9)流氷の季節になったら・・
網走市長さんが、流氷の現物と一緒に、石原東京都知事、大阪橋下市長、名古屋河村市長など、人気首長にトップセールスに来られるといいのではないかと思います。

(10)網走カレンダーなど
網走方面のサイトを見れば見るほど、初めて知る観光資源・イベントが現れます。頭では処理できませんので、単発で得た情報を、エクセルに書き込んでみました。おそらく、現地の方が情報を書き加えられれば、この5倍、10倍にもなるでしょう。それを、観光関連の各HPで共有していただければ、網走にアプローチされる人に、スムーズに情報をインプットできるのではないでしょうか。
網走カレンダー(20120719).JPG

このように、HPを覗いてくれた人に、膨大な情報を、的確にインプットする手法は、他にも、たくさんありますが、特に、網走・オホーツクに限定したものではない項目も多いので、また、機会を改めたいと思います。キーワードとしては、地図とカレンダーで表現すべし・・です。

事情を知らないまま、長々と、勝手なことを申し上げ、関係各位におかれましては、本当に失礼いたしました。ただ、冒頭でも述べましたが、それは、網走・オホーツクのためであると同時に、いまだ、その魅力を知らないことにより、足を運んでいない方々のためでもあります。なにとぞ、お許しいただければ幸いです。オホーツク・網走の、ますますのご発展を心より願う次第です。

posted by 熱田人 at 17:49| Comment(1) | 旅日記:Jリーグ百年構想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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